2024年11月16日、秋晴れの穏やかな日、私たちは「第21回もてぎエンデューロ秋」にチームから3名で参戦しました。カテゴリーは2時間エンデューロソロ。午後からのスタートということもあり、午前11時頃に現地に到着しました。

レース前もイベント満載!
スタートまで時間があったので、まずは出店ブースをぶらぶらと見て回ることに。今回はカペルミュールが出店していると聞き、お邪魔しました。もてぎエンデューロは人気YouTuberのまさくんがメインイベントとして盛り上げていることもあり、まさくんのチームジャージがひときわ目を引きます。私はゼッケン用のマグネットをゲットし、さらにマッサージ機のブースで日頃の疲れを癒やすべく体験させてもらいました。
午後には新城幸也選手とまさくんのトークショーが開催されていましたが、残念ながらスタート準備のため途中で切り上げ。プロの貴重な話をもっと聞きたかったのですが、こればかりは仕方ありません。
14:00、いよいよレーススタート!

定刻の14時、2時間エンデューロがスタートしました。スタート直後の約90度のコーナーを曲がると、距離およそ760mの長い上り坂が待ち構えています。序盤は集団の中でクリアしていきますが、この上りが早くも体力を奪っていきます。坂を登り切った後は、一転して下り基調の高速セクション!時速60kmを超えるスピードで駆け抜ける爽快感は、まさにサーキットならではです。立体交差をくぐった後は再び緩やかな上り基調となり、そのままホームストレートへと向かいます。
終わりの見えない上り坂、そして黄昏のフィニッシュ
2周目以降、スタート直後の上り坂がボディーブローのように効いてきて、選手たちの体力をじわじわと削っていきます。やがて大きな集団は崩壊し、選手たちはそれぞれのペースで残り時間を走り続けました。トップの選手はなんと18周も周回を重ねたようです。11月開催ということもあり、レース終盤はあたりが薄暗くなり、黄昏の中を走行することになりました。
私は周回を重ねるごとに腰の痛みがひどくなり、コースアウトして休憩しようか本気で悩みました。しかし、何とかダンシングでごまかしごまかし走り続け、無事に完走! 結局、14周という不甲斐ない結果に終わってしまいましたが、完走できたことに安堵しました。

もてぎエンデューロの魅力
もてぎエンデューロは、参加者のレベルに幅があることと、サーキットのコースが長いため、他のレースのように大きな集団ができにくいのが特徴です。そのため、比較的安全に走れる点が良いと感じました。他のレースのような張り詰めた緊張感もなく、気軽に楽しめるレースなのも魅力です。
レース後は、モビリティリゾートもてぎ内にお風呂があるものの、入浴中にサーキットが営業終了となり、施設から出にくくなる可能性があるため断念。代わりに、城里町健康増進施設「ホロルの湯」で汗を流し、サッパリしてから帰路に着きました。
今回のレースも、仲間と自転車を囲んで楽しい一日を過ごすことができました。来年もまた参加して、今度こそもっと良い結果を残したいです。
